草の根日記

主な関心事は仏教/自然/生命/瞑想です。一人言のように気楽に書いていきます。今この瞬間を見つめられますように。

私たちの体と農作物の関係性について

 今回も私が学んだことに対して私の見識、考えたことを含みながら書いてみます。ですから、正確性には劣るところがあるかもしれません。遠慮なくご指定くださいましたらありがたいです。

 

 私たちが普段食べている野菜は化成肥料を使って栄養素を供給しようとしているが、程度の問題はあるもののそれによって植物体の細胞が増えることなく、本来のあるべき姿の大きさと成長の時間を早めているだけであり、健康的で元気が良い植物体というよりは病気になりやすく、弱くて脆い植物体になっています。

 そして、生態系を豊かにするという目的のために害虫と表現される虫たちがやってきて農薬を使わざる逐えない状況を発生させています。さらに生命を殺すために使われている農薬は生態系を壊してしまいます。そうすると微生物や昆虫の住みかを失ってしまい、土壌の栄養素が枯渇してしまいます。だから、また肥料を撒かざる逐えなくなっているのです。
 このようにして人間は化成肥料と農薬を使うことでより作物にとって育ちにくい環境作りに励んでいるのです。

という旨の記事を前回書きました。

https://sky-white.hatenablog.com/entry/2020/07/23/020355

 

 では、その弱体化した野菜を食べることは、はたまた農薬を使っている野菜を食べることは一体私たちの体と心にどのような影響をもたらすのでしょうか?

 人間の体は一つ一つの細胞から出来ています。それらの細胞は食べ物から得る栄養によって維持されています。しかし、それを維持するためにはかなりのエネルギーを消耗するのです。だから、細胞はだんだんと疲弊して寿命が縮んで死んでいく。そして、新しく細胞が生まれ変わっていくのです。ただ、どうしても以前の細胞よりは質が劣っていきます。つまり、老化していくのです。

 そこで、私は考えてみました。その細胞、つまりこの体は食べ物から出来ています。しかし、その食べ物は化成肥料を与えることで弱体化した作物であると同時に、農薬を使って生命を殺して生態系を壊してしまっているのです。だから、私たちの体は脆くてすぐに病気になりやすい。その根拠に現在の社会では消毒、薬、医療、ワクチン、石鹸、精神科などに頼らなければならなくなっている機会が増えているでしょう?つまり、健康を維持するためにお金をかけないといけない状態になっているのです。

 人間の肉体は食べ物から出来ているし、死んだら土になります。だから結局は自然の一部なのです。そうであるならば自然の法則・摂理と言われる物からは逃れられるわけがありません。しかし、人間は農薬を使って生態系を壊し、環境を汚染させるだけでなく、自然の法則・摂理に逆らおうとするのです。だから、人間はより苦しみ、悩んで病気になっていくのです。